最近、小豆を使ったお菓子が見直され、ようかんのOEMである富貴堂にも問い合わせが増えています。
小豆は、ようかんの質を左右する大切な原材料です。
豆類には、食物繊維、サポニン、ポリフェノールなどの機能性成分が多く含まれており、最近、これらの健康に及ぼす効果が注目されていますね。
便秘やダイエットにも効果があることから、若い女性の間では和菓子が人気だからでしょうね〜。
ところで、便秘にいい食品としてよく引き合いに出されるごぼうより、豆類のほうが植物繊維を多く含むってご存じですか?
公益財団法人 日本豆類協会によると、ごぼう(ゆで)の100g中の食物繊維総量は6.1g、さつまいも(蒸し)は3.8gですが、あずきやいんげんまめ(ゆで)は12〜13gとごぼうの約2倍、さつまいもの約3倍もの食物繊維を含んでいます。
その他の豆類もごぼうを凌いでおり、豆類は食品の中でも際だって食物繊維の多い食品ということができます。
また、豆には、ゆでると食物繊維の量が乾燥豆の時より大幅に増加するという興味深い性質があるそうです。
羊羹の原料であるあずきやいんげんまめ、ひよこまめは、1.5〜1.6倍にも達するとのこと。
これは、豆類に多く含まれるでんぷんの一部が、ゆでる過程で難消化性でんぷん(レジスタントスターチ:resistant starch)に変化するためだそうです。
小豆を使った和菓子が古くから日本で愛されてきた理由は、単においしいからだけではないようですね。
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富貴堂 担当:竹本