あずきは、抗酸化活性食品

OKポーズの女性3人

ようかんの原料である「あずき」は、かなり研究が進んでいます。
ようかんのOEMである富貴堂でも、とても興味を持って勉強しています。

豆類には、食物繊維、サポニン、ポリフェノールなどの機能性成分が多く含まれていることをご存じですか?

羊羹と抹茶

あずき、金時豆など濃い種皮色を持つ豆の方が高い抗酸化活性を示すことや、ポリフェノール含量と抗酸化活性との間には高い相関関係があり、抗酸化活性の大部分はポリフェノールに由来することなどが判明しているそうです。(出典:公益財団法人 日本豆類協会)

豆類の抗酸化活性比較グラフ 小豆には抗酸化活性が多い

アンチエイジングに有効な成分といえば、ポリフェノール。

ポリフェノールを含有するポピュラーなものは赤ワインですが、小豆は赤ワイン以上にポリフェノールを含む食べ物なんです。
その量はなんと赤ワインの約1.5~2倍!アメリカの研究によると、食物やスパイスの中でもっとも抗酸化物質を含む食品は小豆と判明しました。

ポリフェノール含有量のグラフ 小豆は赤ワインより多い

小豆にも様々なポリフェノールが含まれています。
●抗酸化物質のビタミンEの50倍の抗酸化作用を持つ「カテキン」
●毛細血管を強化し血流を促進、体内のコラーゲンの合成をサポートする「ルチン」
●メラニン色素の生成を抑制(美白)、血行を促進する「アントシアニン」
●女性ホルモン作用による更年期障害の軽減、骨粗鬆症の予防、美肌効果の「イソフラボン」

また、和菓子の中でも、特に羊羹はアスリートの皆様に人気があります。脂質を含まず、糖分やたんぱく質を補うことができるのがその理由です。

近年スティック状の食べやすい形状の羊羹は、スポーツの合間に手軽に栄養補給できる食品として注目されています。

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富貴堂 担当:竹本

この記事を書いた人

物心ついた時から「玉ようかん」と共に育ち、富貴堂の2代目となりました。早朝から夜遅くまで職人としてお菓子作り一筋に真面目に働き続ける両親の後ろ姿を見て、お菓子作りの大変さを感じながらも、もの作りの真摯な姿勢を学んだ気がします。

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